株式会社みらい持続可能な やさしい 未来へ

EMとは1

EMとは

善玉菌の集合体

Effective Microorganisms(有用な微生物たち)の頭文字を取ったもの。私はよく『チーム善玉菌』と説明していますが、大雑把に言うと乳酸菌と酵母と光合成細菌たちで、細かく言うと約80種類の善玉菌の集合体です。『EM菌』という固有の菌がいるわけではありません。

 

開発されたのは

30年余り前に、当時琉球大学農学部の教授であった比嘉照夫博士によって、土壌改良資材として開発されました。『農薬や化学肥料によって土中の生態系が破壊され、作物がどんどん脆弱になって、さらに農薬を多用する』という悪循環を断ち切ることが主眼です。

 

チームである意義

古来から人類は主に発酵食品において、単体の形で善玉菌のお世話になって来ていますが、性格の異なる微生物を意図的に複合して使ったのはEMが初めてのようです。動物と植物がほどほどに共存するから、酸素と二酸化炭素を供給しあうことができるように、様々な生物が互いに補完しあい物質循環の輪ができることで、安定したいわば『小宇宙』を作ることができます。当然、得られる効果は単体での使用に比べてけた違いで、しかもそれが安定して得られるようになります。

 

EMで何ができる?

EMの構成メンバーたちは、生態系のピラミッドの最底辺に位置する生物たちです。ここが貧弱になれば、その上位の生物たちも少なくなるに決まっていますし、EMでここを大きく分厚くしてやるだけ、大きなピラミッドが出来上がります。最初は、これを土壌環境に適用していたわけです。私はこれを水環境に適用しました。当時岡崎市で最も汚かった、コンクリート三面張りのドブ川である『早川』にEMを流し、その成果を2005年の『愛・地球博』において発表しましたが、何と活動開始5年後には早川に天然アユが大量に遡上し、新聞沙汰にもなりました。そしてさらに、私たち人間は60兆個の細胞とそれよりはるかに多くの微生物たちが集まったもの。したがって体内環境にもEMを適用すべきところですが、法的には認められていませんので、ここは自己責任で。

 

微生物が担ってきたことを考えて

私たちは、いわば『微生物の海』の底に住んでいるといえます。歴史的に考えても、微生物をはじめとした古くからの生物たちがいる環境の中に、最後の最後に発生してきた種が私たちで、他の生物たちがいることが大前提で人類があるわけです。当然、世の中の仕組みの中には微生物たちが担ってきた仕事が限りなく存在していますが、そのことを知らずに『抗菌・殺菌・滅菌・除菌』に躍起になっている人が殆ど。それが原因で様々なトラブルに見舞われているのですが、気の毒な事に根本原因に気づけずにいます。EMのみならず、いろいろな善玉微生物を普遍的に使っていくこと。ここに多くの人が立ち返ることが、持続可能な未来へと続く道の一つといえるのではないでしょうか。